面状のヒーターは数種ありますが、その中でも「線面発熱体」というヒーターを作っています。線面発熱体とは、線状の発熱素子を面状に密に配置したもので、面ヒーターの特性と線ヒーターの特性を併せ持ちます。面ヒーターはムラなく発熱しやすく、一方で電極が切断されると異常発熱して発火する危険性があります。
また発熱の仕様を変えると塗布厚みや導電率を設計することとなり、仕様変更に手間がかかります。線ヒーターはムラが出やすい一方、発火の危険性は少なく、仕様変更があっても導電糸の織り込み密度を変えるだけで済むため仕様変更しやすいです。デメリットを補完して安全性を高め、メリットであるムラない発熱と仕様変更対応の容易さを実現しているヒーターが線面発熱体です。
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